台形ポーチの作り方(ラミネート生地の模様合わせ)

先日購入した、ラミネート生地で作った台形ポーチです。

一方方向模様の生地は、作品によっては購入をためらいます。布地を使って裏地を付ける場合はいいのですが。ラミネート生地で繋ぎ目ができる場合は、どんな方法が良いのでしょうか?

模様を活かすのが最大のポイントなのですから……。そこで、こんなふうに作りました。

①模様を活かし、出来上がった時をイメージして、底を繋ぐように縫い代をとり、生地を裁つ。(生地は無駄が多く、もったいない位…。)

底部分を縫う前に、写真のようにファスナーを付ける。

ファスナーを付けたら

③底を合わせて縫う。片面の縫い代は5mm、もう一方は10mm。

④左写真のように、縫い代5mm側に10mmをかぶせて縫う。縫い代は内側に折り倒して縫う。右写真は表、此の様に表に縫い目が出る

底がかさばらない方法(縫い目が表に出なくて理想的)か、縫い目が表に出てしまう方法(模様の上に縫い目が出るので違和感がある。最も避けたい方法?!)か。残り切れで試し縫いをして選択するといいですね。

ポーチの底になる部分で目立たないから、袋の中の底に分厚いものがあるより、まぁいいか。と、こんな風に縫い目が表に出る方法を選びました。

ファスナーと底を縫い合わせて、表から見た写真。⑤次はこの両脇に持ち手となるタグを仮止めする。拡大して見てくださいね。

タグを仮止めしたら、裏に返す。

⑥ファスナー側10mm、底部分20mmの縫い代をとって縫い合わせる。バイヤスの代わりに、底部分を覆いかぶせて縫う。

脇の処理が出来た写真。

⑦両サイドを縫う。(ポーチの高さが決まる。)

⑧両サイドの処理はバイヤスを使わない。縫い代は2cmあるから、1cmを内に折り込んで縫えばいい。

表に返して完成。

 

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