帽子の作り方③(頭周り60cm)…ブリムのある帽子

大抵の帽子は頭周り58cm!! それではキツイと言う人の要望で60cmを作りました。

どうすれば60cmの型紙が出来るか?

円周(60cm)=直径×3.14ということですよね!! 学校で習ったことが、初めて役に立ちました。

これでトップクラウンが出来ます。後は、その長さに合わせて、サイドクラウン、ブリムを作ればいい。

※直径19.1cmの円を描く。帽子の前後の長さは19.1cmのまま。左右の長さは18.1cm(中心部で各0.5cm詰める)にして、自然な円のカーブを描きました。頭はまん丸ではないから、サイズを変えるのですね。

上、サイドクラウンです。58cmのを基本にして1/2の長さである30cmまで伸ばしました。

下、ブリムです。同様に製図。

今回はつばを広くしてみました。7cm⇒9cmとし、2cm広くしました。散歩・家庭菜園用に。

①サイドクラウン・ブリム共、両脇を縫います。

※以前の作品は、トップクラウンに一枚づつサイドクラウンを縫ってから両脇を縫いました。手間がかかった割に、綺麗に仕上げるのに神経を使いました。

インターネットで検索した作り方を見て変更、両脇を縫ったサイドクラウンをトップクラウンに縫い付けました。簡単に出来たので感激です。人の作品を見せてもらうのは参考になり、作り方の幅が広がりますね……。

②サイドクラウン・ブリム共、両脇を縫ったら、縫い代を割ってアイロンを掛ける。

③トップクラウンとサイドクラウンを縫い合わせる。これだけまち針で止めれば、しつけ無しで縫えます。

④サイドクラウンとブリムを縫い合わせる。これもしつけ無しです。

模様で分かりにくいかと思い、説明は裏地でしました。この写真は、表地の裏側です。

⑤表と裏を作り、中表に合わせて10cm残して縫います。ここから表に返し、開いてる部分を縫います。

完成です。

とてもゆったりとかぶれるので、髪がペッチャンコにならなくて好評でした。つばも広くて日除けはバッチリ!!

リバーシブル仕立てなので、こちらも使えます。

 

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